黒錆変化事例(マンション)
●設置物件:北海道内のマンション ●設置月日:平成15年6月設置 ●設置機種:N-K25(受水槽入口) F-40(ポンプ入口)
●設置物件:北海道内のマンション
●設置月日:平成15年6月設置
●設置機種:N-K25(受水槽入口) F-40(ポンプ入口)
●検査依頼機関:協業組合公清企業 環境測定分析所 ●試料の種類:市水(住居室内台所)
●検査依頼機関:協業組合公清企業 環境測定分析所
●試料の種類:市水(住居室内台所)
定期的に調査しやすいように、既存管にバイパスを施す。
既存管内部から2年半後に錆コブをサンプリング。
赤錆は2.5g採取できました。
設置前はほとんどが赤錆でしたが、2年半後には黒錆は1.5g採取できました。
赤錆は磁石に吸着しない。
黒錆は磁石に吸着する。
設置前は錆コブにより著しく管内部が閉塞しておりましたが、若干体積も減少し、上記の通り黒錆化が進んでいます。実際に蛇口からの赤水は解消しており、今後は安定して管の保全が進みます。
黒錆変化事例(温泉ホテル)
●設置物件:北海道内の温泉ホテル ●設置月日:平成17年7月テスト設置 ●設置機種:FD-2540
●設置物件:北海道内の温泉ホテル
●設置月日:平成17年7月テスト設置
●設置機種:FD-2540
【水質検査結果】
●検査依頼機関:協業組合公清企業 環境測定分析所 ●試料の種類:冷温水系統循環水
●試料の種類:冷温水系統循環水
【テストピースについて】 日数の経過により、色がこげ茶色から白っぽくなってきている。これは表面のスケールや酸化物が溶解してきていることを示す。また剥離も一段と進行していることがわかる。 ※配管を切断するときの振動などでも若干剥がれ落ちています。
●テスト開始日 赤丸内は付着物を磁石で選り分けたところ。付着物のうち磁石に吸い付く量はわずかである。つまりほとんどがスケール物質と赤錆であることがわかる。※赤錆は磁石に吸い付かない。
●26日目 上記と同じく、付着物のうち磁石に吸い付く量はわずかである。
●61日目 付着物のうち磁石に吸い付く量は、上記より多い。つまり第四酸化鉄(黒錆)化が促進されていることがわかる。※黒錆は磁石に吸い付く。
上記写真にある付着物の総量約2.5gを磁石に吸着するものと、付かないものを二種類に分け、それぞれビニール袋に入れて、磁石に近づけた状態。 下図の上側のビニール袋は磁石にくっ付いている状態。下のビニール袋は磁石から離れているのが分かる。 磁石に吸着しているものは強磁性体であり、鉄分や黒錆である。 磁石から離れているものは非磁性体であり、カルシウム、マグネシウム、シリカなどのスケールまたはこれらの塩化物である。
上記写真にある付着物の総量約2.5gを磁石に吸着するものと、付かないものを二種類に分け、それぞれビニール袋に入れて、磁石に近づけた状態。 下図の上側のビニール袋は磁石にくっ付いている状態。下のビニール袋は磁石から離れているのが分かる。
磁石に吸着しているものは強磁性体であり、鉄分や黒錆である。
磁石から離れているものは非磁性体であり、カルシウム、マグネシウム、シリカなどのスケールまたはこれらの塩化物である。